今日は大学3年生の夏までは4年で卒業して就職する気満々だった
私・めいりがどうして考えを変えて大学院へ進学しようと
決めたのか、その理由・背景を紹介しようと思います。
就職しようか大学院へ進学しようか迷っている学生の
参考になれば幸いです。
それではLet’s go!
その1. 4大卒でも入りやすい業界・業種に興味をもてなかったから
めいりは先ほど書いたように大学に進学してから3年生の夏までは
4年で卒業してそのまま地元で就職しようと考えていました。
ですので、どんな仕事があるのか、働くってどういうことなのか
知るために夏休みにいくつかのインターンシップに参加しました。
まずはどんな企業があるのか知るために、地元で開催された
大学3年生以下を対象とした合同説明会に参加しました。
そこで話を聞いて面白そうだなと思った会社にインターンシップの
申し込みをして、参加させていただきました。
例えば自動車販売会社の事務・営業や新聞社、旅行会社、不動産会社など。
非常に貴重な機会いただいて学ぶことも多かったのは事実ですが、
めいりにとって「私が大学までいってやりたかったことは
本当にこの仕事なのだろうか」と考えたときに
なんか違うなぁ。自分がそこで働いている姿が想像できなかったんです。
一方、医薬品メーカーや化粧品メーカーの研究職のインターンシップも
応募していたのですがそもそも通らないんですよね笑
採用履歴見ると院卒の割合が大きかったんですよね。
「製造系の研究職に就くには院卒じゃないと厳しいのだな」
と現実を目の当たりにしました。
今考えるとまだ研究らしい研究していない薄っぺらい人材よりは
真摯に研究に取り組んでつらい経験・成功体験をより多く積んでいる
人材のほうに来てほしいわなって納得しています。
もちろん今の会社も含めて4大卒でも研究職に就けて
バリバリ活躍されている方が大勢いるのは知っていますよ。
4大卒の人より院卒の人のほうが入りやすそうだという確率の問題です。
4大卒でも自分のアピールできる良さやけ実績があれば十分だと思いますが、
当時のめいりにはそんな強みや実績がなかったので、
夏休み終了時点でめいりは人にアピールできるほどの強みがないな
院に行って2年間しっかり研究した方が自分が胸をはって言える
強みがもてるのでは、と漠然と考え始めました。
その2. 他大学の大学院生を見てカッコイイと思ったから
夏休みが終わってから研究室に配属されてすぐのタイミングで
自分の大学で先生の共同研究者たちが集まって研究会することになったんです。
私たち研究室に属する学生も参加することになりました。
そこで先生の共同研究者である他大学の先生方が自分の研究室の大学院生も
一緒に連れてこられていました。
そしてその大学院生も自分の研究について発表しているのを聞いて
何を言っているのかさっぱりでしたが、自分の研究内容を
堂々と発表して、きちんと質疑応答している姿を見て
「かっこええ~。めいりもあの大学院生のように
自分の研究に自信をもって発表できるくらいの実力をつけたい」
と思ってしまったんですね。単純ですね笑
研究会終わりには発表していないめいりも一緒にご飯行くことになりました。
そのときに発表されていた大学院生から
「大学院行ったほうがいいよ!4年生で卒業したのじゃ
ほとんど満足に研究できないけど院まで行ったらしっかり
研究できるし、いろんな経験できるし、人間的にも成長できるし、
なにより就職後の給料も高いし笑」
と力説されていました。
先生的にもドクターに進むのは十分に悩むべきだけど、
マスターに進むのはそこまでためらう必要ないよ
とも言われました。
今振り返るとこの研究会がなかったら院進してなかったかもしれません。
それくらい他大学でかつ同じ分野の大学院生に出会えたのは
めいりの人生の中でも大きなターニングポイントの
ひとつかもしれません。
その3. 研究が面白くなってきたから
大学3年生の後期からゼミが始まり、本格的に研究生活が始まりました。
めいりが所属していた研究室ではプログラミングや計算が
必須な研究分野でしたが、結構プログラミングや計算が好きだったんです。
分からないこともいっぱいあったのですが、悩みに悩んで
ようやくできた瞬間がたまらなかったです。
しんどい思いするのですが、でも頑張れるしんどさだったんですね。
4年生で終わるのはもったいないなと思ったのです。
この面白い学問をもっと深めたいなと思ったので本格的に
大学院進学を考え始めました。
それでもまだ完全には決めきれんかったのですけどね(-_-;)
その4. 親から背中を押されたから
1~3の経験を積んで、将来は研究職・技術職に就きたいな、
そのためには院に進学したほうが有利に働くのは分かるし、
しかも研究も続けられるなとは思っていたのですが、
ためらうのには理由がありました。
それは、めいりには弟と妹がいるのですが、
弟も進学校に行っていたので大学進学することは
分かっていたし、妹も専門学校に進学するって
言っていたので、自分がこのまま院に進学すると
3人とも学生期間がかぶって親の金銭的負担が大きくなるのは
自明だったんです。
ですのでめいりは4年で卒業すれば被らずに済むので
親的には4年で卒業して就職してほしいんだろうなと思っていました。
でも母親と二人っきりになったときに、母親から
「大学院に行きたかったら行っていいよ。
父さんとも話して行きたかったら行かそうって
話してるから」
って言ってくれたんです。
まさかの母親から察したのか背中を押してくれたんです。
後々聞いてみたら弟の高校の文理の説明会のときに先生から
「理系の子はたいてい大学院へ進学しますよ」
って話を聞いていたらしいので、めいりも行くだろうなって
思っていたみたいです笑
この一言でめいりは大学院へ進学することを決意しました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
めいりの場合はインターンシップ行ったことや大学院生に出会ったこと、
研究が面白くなったこと、親が背中を押してくれたことで
院進することを決めました。
人生なにがあるのか分かりませんね笑
でも大学院へ進学していろんな経験を積めたからこそ
今良い環境下で技術職として働けていますし感謝しかありません。
これからも投資してくれた親や最後まで面倒見てくださった
研究室の先生の期待に応えるためにも
どんどんキャリアを積んでいっていきたいと思います!
めいり
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