こんにちは、最近急に寒くなってきましたね。今日からパジャマを長袖・長ズボンに変えためいりです。
めいりは仕事でAIや機械学習、ディープラーニングを使う仕事をしています。ですので少しでも基礎知識をつけるために、2021年11月6日に開催されます、日本ディープラーニング協会主催のG検定を受験する予定です。
G検定対策&AI・ディープラーニングについてまず知るために、日本ディープラーニング協会が全てのビジネスパーソン向けに推している“AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)”を受講しました。
今回はAI For Everyoneのざっくりとした概要や実際受講した感想など紹介したいと思います。
AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)とは
日本ディープラーニング協会の公式サイトによると、
全てのビジネスパーソンに向けた、AI/ディープラーニングについてまず「知る」ための無料エントリー講座です。世界最大級のオンライン講座プラットフォームであるCoursera(コーセラ)上で、既に全世界60万人以上の受講者を誇る人気のコース「AI for Everyone」(オリジナルは英語)に、JDLA制作、松尾先生講師の日本向けコンテンツを加えた特別版です。
日本ディープラーニング協会 https://www.jdla.org/certificate/everyone/
AI/ディープラーニングを実際に設計・使用するエンジニアだけでなく、管理職や経営者も含めたすべての方を対象に、AIについての基礎知識やリテラシーを無料でかつ短時間で学べるコースです。
ちなみにビデオ講座のみの視聴であれば無料コースで十分ですが、修了証がほしい場合はビデオ講座+確認テスト付きのCoursera修了証コース(有料・$49)を選択できます。
なおこのAI For Everyoneの修了証があればG検定を30%引きで受験することができます。
具体的な金額を表すと、G検定の受験料が
- 一般:13200円→9240円
- 学生:5500円→3850円
になります。
めいりの場合はG検定を受けるつもりだったので、修了証がもらえる有料コースを選択しました。
講座の内容
全部で第5週分あります。
- AIの基礎
- AIプロジェクトの推進
- AIの社内導入と産業活用
- AIと社会
- 日本におけるAI活用
第1週目~第4週目は世界的にも有名なAndrew Ng先生が講義してくれます。ただしAndrew先生がしゃべる言語は英語です(^^;)
でも日本語字幕付きですし、表示されているスライドも日本語で表示されていますので、言語の壁はそこまで気にしなくて大丈夫です。
第5週目は日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊先生が講義してくれています。松尾先生のしゃべる言語はもちろん日本語ですし、スライド・字幕も日本語です。(ただし字幕は怪しい日本語が多かったです。英語→日本語よりも日本語→日本語のほうが怪しいのも変ですが)
受講の流れですが、第1週目で10分前後のビデオ数本で構成されています。だいたい1週分で1時間~1時間半あります。
第1週目のビデオを全て見終わったら第1週目の確認テストが受けられるようになります。
テストは全10問の選択肢の中から正解を選ぶ形式の問題です。
正答率80%を超えたら次の週のビデオを視聴できます。
80%超えなかったorもう一度解き直す場合は8時間後に再度確認テストを受けられるようになりますので再チャレンジしましょう。
それを第4週目分まで終わると修了証をもらうことができました!
黒で塗りつぶしたところにめいりの本名が書かれていました。Andrew先生と松尾先生のサインが入ってるのがなんかうれしいですね。
第5週目は確認テストありませんでした。
受講した感想
仕事でAIや機械学習、ディープラーニングを使っているめいりからするとすでに知っている内容を改めて確認することが多かったです。
でも曖昧にしていた部分もはっきりとさせられたのはよかったと思います。
ただ業務でがっつり使える技術を学べるわけではないです。がっつり使える技術を学びたいならAndrew先生の大人気講座”Machine Learning”をやったほうがいいかもですね。めいりも今年度中にチャレンジする予定です。
めいりはこの講義を受けて、めいりのような実際に使う人だけでなく、我々と一緒にAIに関わる仕事をする・しようとしている方や上層部にこそ受講してほしいなと思いました。
その理由は2つあります。
1つ目は、AIの現実・リアルを知ってもらえるからです。
AIについて知らない人は「AIさえ使えばなんでも解決できる」と考えている人もいれば「AIを使うと自分たちの仕事を奪われる」と必要以上に恐れている人もいます。
それはAIのできること・苦手なことが分かっていないから上記のような考えに陥ってしまいます。
しかし、この講座を受けることでAIのできること・できないことの現実を理解することができ、自分たちのビジネスに上手にAIを活用できるようになるからです。
2つ目はプロジェクトに関わる人たちの共通認識ができるからです。
人によってAIに関する知識にばらつきがあると、議論するときの足かせになってしまうことが度々あります。めいりも分かっている人・全然分かっていない人が混在している現場に立ち会ったことがありますが、いちいち人に合わせて説明するのが大変でした。
しかし、プロジェクトに関わる人全員がこの講座を受けていれば一定の基盤があること前提で話を勧められますので、プロジェクトをより円滑に進められます。
エンジニア側だけでなく、経営層や仕事を一緒に進める技術者もエンジニアが今どんな仕事をしているのか、あるいはどんなデータ・情報をほしがっているのかを把握しやすくなることもメリットです。
まとめ
なんだかんだでビデオ視聴しながらメモ取ると、B5ノート20ページ分くらい消費してしまいました。そのくらい内容の濃い講座だと感じました。
この調子でG検定合格・AI/ディープラーニングに関する知識を深めることを目標にこれからも学び続けます。
めいり
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