研究・改善活動に行き詰ったときに取るべき行動【製造業・メーカー】

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仕事

こんにちは、今日は終始眠たかっためいりです。淡々とした仕事ばかりだと眠たくなるのなんなのでしょうね。

めいりは現在某製造業の技術職として働いています。めいりは入社2年目ということもあって研究・改善活動に取り組んでいてもそうなかなかうまくいかないことのほうが多いです。

そんなめいりですがとある意見を参考にすることで研究がうまくいったり、行き詰っていた原因が分かったりして事態が好転したことがあります。

ということでめいりが実際に参考にした意見と実際の事例を紹介します。

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結論:現場の意見・声に耳を傾けろ

もう結論から言っちゃいますと、研究・改善活動に行き詰った時は現場の意見・声に耳を傾けて活かそうということです。

現場は最前線で製品を作っていますので、ちょっとした変化に一番最初に気が付きます。

「なぜそうなのか」という理由・原因は分からないけど「最近○○の傾向にある」「Aの商品がBの商品より繊細だ」という体感的にトレンドやクセに一番最初に気づき、知っているのは現場の方々だからです。

研究職・技術職はうまくいっていないときほどラボや自分のデスクでう~んと唸って解決する糸口をつかめずに悶々とする日々を過ごしがちです。

追い詰められるほど視野が狭くなりがちです。

ここからは入社2年目のペーペーのめいりでさえ、現場の人の意見や声を参考にしたことでうまくいった事例を紹介します。

事例紹介

事例1:現場の人の感覚を参考にしたら実験が成功した

これは入社1年目で前の部署にいたときの話です。

当時実験するためにサンプルの準備をするためによく現場に足を運んで現場の人と仕事に関係のある・なし関係なく話して交流していました。

何気ないときにめいりが対象にしている製品を製造していたときに、現場の方が「この製品の材料Aは他の材料に比べて傷が入りやすくて割れやすいんだよね」と教えてくれました。

材料Aが他の材料に比べて傷が入りやすくて割れやすいという情報は技術の先輩や上司からは一言も聞いたことがありませんでした。

その後、実験するときに最初の試験条件でやってみるとうまくいきませんでした。しかし、傷が入りやすくて割れやすいという特徴から材料Aは繊細なのかなと考えたので最初の試験条件からパラメータをゆるい方向に調整して再度実験をすると成功したのです!

この現場の方のふとしたつぶやきがなければパラメータをゆるくしようという発想がないので、まだ失敗し続けていたと思います。

事例2:生産条件の傾向が変わった原因が分かった

これは最近の話です。めいりは現在とある製品の生産性を安定させるためにデータ分析をしています。

その製品を作るときに得られるデータが長期休暇前後で大きく変化したのです。

なぜ変化したのかデータからだけではよく分かりませんでした。その製品の技術の方に話を聞いても的を得た回答がなく上司と悩んでいました。

そこで現場に足を運んで製造の担当者に「長期休暇前後でデータの傾向が変わったのですが、長期休暇前後でなにか変わったことはありませんか?」と聞いてみると、「原材料の成分が機械の調子が悪いせいでちょっと変わった」と有益な情報を手に入れることができました。

そのことを上司にすぐに報告すると「原材料の成分が変化したこととデータの傾向が変わったことは大いに関係あるだろう」となりました。議論すればするほど成分変化したことでデータの傾向が変わった理由が理論的に説明できたんですよね。

自分のデスクでデータを眺めていただけでは原材料の成分が変化したことに気づけなかったので、現場の方にまた救われました。

まとめ

その製品やちょっとした製造現場の変化に一番敏感で一番詳しいのは間違いなく現場の方々です。

机上の空論にならないためにも現場の方々のちょっとした意見や声に耳を傾けてることで、研究活動や改善活動がより早く発展できます。

そのためにも日々こまめに現場に足を運ぶことも大事だと考えます。コミュニケーションほとんどとったことない人にこちらから話かけるのもハードル高いですし、現場の方も忙しいので相手にしてくれません。

でもこまめに足を運んでコミュニケーション取ることで、ふとした会話に出てきた内容がのちの研究に活きたり、現場の変化にいち早く気づいて素早く対応でき、最小限のコストで抑えられたりするからです。

めいり自身まだまだ経験や知識が浅いからこそ詳しい現場の方の力もお借りして課題を乗り越えていくことを意識しています。

明日からも頑張るぞ!

めいり

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